マナーとエチケットの違いを知り、使い方をマスターしよう!

似ているようで違う「モラル」と「ルール」

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ルールとは?

法律、規則、規定、慣習など、社会生活や集団生活を行う上での決まりごとです。みんながルールを守ることにより秩序(正しい順序やきまり)が保たれます。

例えば、スポーツのような勝敗を競うものにルールがあるからこそ楽しめるでしょうし、法律があれば犯罪も減るし平和に暮らせると思います。しかしこれらのルール破ればもちろん罰せられます。
要するにスポーツやルールは、はっきりと書き記しているため例外はほとんどないのです。

これを読むとたしかにルールのほうがマナーよりも厳しい意味だと思われがちですが、マナーを少し緩くした言葉だと判断すればいいと思われます。

ちなみに意味は他にも、「規制」「慣例」「しきたり」などがあります。

モラルとは?

辞書によると、「道徳」「倫理」などと出てきますが、主にモラルは道徳という面で使用されていることが多いと思います。さらに極端にいうと「善悪の判断に関する基準」ということになります。モラルの使い方としては済む地域によって変わってきます。

モラルは、ルールやマナーのような決まりごとではなく、ルールやマナーを守る「気持ち」だと思います。
例えば公共の場所でゴミを捨てるのは、マナー違反です。一部守らない人がいれば、大勢の人がいやな思いをします。なので集団で生活する以上は、みんなでルールやマナーを守らなければ意味がありません。さらに協力し合い、助け合う気持ちこそが本当のモラルではないでしょうか。

社会全体を良くするためには、モラルについてもう一度考えてみるといいでしょう。